【狩猟で獲った鹿や猪の解体豆知識その21】
くくり罠初心者が獲物が掛かった際、
迷うのがコレ。
止め刺しする前に、
鹿の急所はどこ?
猪の急所はどこ?
そして急所をどうやって殴って気絶させるか?
そのためにはどんな道具で殴打するのがいいか?
今回は鹿と猪の急所説明と
殴打の仕方や殴る際に使う
道具(保定具)について語ります。
鹿の急所、殴って気絶する位置はどこ?
止め刺し前に、殴打して気絶させますが、
殴打の位置が大事です。
鹿と猪では場所も違います。
それぞれ解説します。
まずは鹿から。
鹿の殴打する位置
鹿の急所は後頭部です。
後頭部を殴打します。
下の写真の白い所が
鹿の急所です。

鹿の殴打は比較的容易で、
正しい位置を殴打したら、
崩れるように倒れます。
鹿の場合、
オスとメスでそれぞれコツがあります。
それを解説します。
≪メス鹿の場合≫
メス鹿の場合は猟師から逃げるように
くくられたワイヤーの最大限迄逃げようと
離れていきます。
ワイヤーが張って、それ以上逃げられなく
なった瞬間に後頭部を殴打したら倒れます。
殴打するコツは、躊躇せず一気に殴打する事。
思い切って、一気に殴打すると鹿も苦しまず、
一瞬で気絶します。
躊躇してしまうと打撃が中途半端になり
ダメージが少なく、鹿は気絶しません。
結果として何度も鹿を叩く事になり、
無駄に鹿を苦しませます。
鹿を苦しませたくないなら、
心を鬼にして
一気に力強く殴打します。
倒れたら、すぐに止め刺しします。
≪オス鹿の場合≫
厄介なのはオス鹿の場合。
オスの場合は角があり、大きいオス鹿ほど
角を使って猟師に向かってきます。
隙あらば、角で突いてくるので
注意が必要です。
怖いと感じたら、ロープで輪が小さくなるよう
結び、それを長い枝を使って、鹿角に引っ掛け、
引っ張って輪を縮め、ロープを木に結び
オス鹿の可動範囲を制限します。
それでも怖ければ、
●チョンがけ*1
●足錠*2
と言った道具(保定具:ほていぐ)を使い、
可動範囲を制限し、更に動けなくします。
*1 チョンがけ
≫ 足をくくったワイヤーにひも付きの
大きな釣り針状の金具を引っ掛けて、
可動域を制限するもの
*2 足錠
≫ 棒の先にヒモ付きのカナビラ上の金具を
装着し、それで獲物の足を拘束して
獲物の可動域を制限するもの
このように鹿の動きを制限したら、
安全に後頭部を殴打出来るようになります。
猪の急所 猪の殴打する位置はどこ?
猪の急所は鹿とは異なります。
殴打する場所は後頭部でなく
猪は眉間(みけん)
になります。
下の写真の白の所が
猪の急所です。

私は初心者の頃、コレを知らなくて
後頭部を木刀で30発ぐらい殴りました。
一応、私、剣道の盛んな北九州・小倉の
剣道部で試合のメンバーでした。
そして、剣道有段者です。
それでも倒れないッ!!
なんで???
そうしてたら、木刀が折れました(泣)
結局後ろ足もロープでナントカ
拘束して、ナイフで刺して仕留めした。
イノシシは後頭部を殴打しても
倒れません!!(キッパリ)
猪の急所は眉間。
後頭部ではありません。
覚えておきましょう。
眉間を強く殴ると、
さすがの猪もガクッと崩れ落ちます。
ただ、猪の場合は鹿よりも
もっと危険なので、
●鼻くくり
●チョンがけ
●足錠(あしじょう)
などの道具(保定具:ほていぐ)
を使うとイイです。
私は鼻くくりを使っています。
こんなのです。 ↓
使い方はカンタン!
竹竿などの棒の先にコレを取り付けます。
そして、くくり罠のワイヤーをセットして
向かって来るイノシシの鼻にコレを当てれば
一瞬で鼻をくくることが出来ます。
この道具は持っておいて損はないです。
利点は
●繰り返し何度でも使える
●使い方はカンタン!
●猪の鼻をくくり制御できる
●制御すれば、止め刺しが容易になる
●足と鼻の2点をくくる事で危険度がグッと減る。
これでもまだ怖い場合は
チョンがけや足錠の道具も追加します。
あとは止め刺しをしたらOK。
私の経験上、獲物を保定する為、
保定具として、
●鹿用に丈夫なロープ
●猪用に鼻くくり
の道具は獲物からの反撃を回避する為、
最低でも持っておいた方がいいです。
鼻くくり、猪を安全に止め刺しするなら
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尚、保定具(ほていぐ)と
その使い方については
香川県の作成した、
【イノシシ保定技術プログラム】
が秀逸です。
イラストが沢山あり、
とても分かりやすいです。
是非、こちらを読んで勉強して下さい。
https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/19112/inoshishi_hotei_ver1.pdf
あと、ワタクシ、校長猪之山も愛用している
オススメの罠も紹介します。
神の板です。
神の板はサイズもイロイロでリーズナブル♪
神の板は良く獲れます。
そして、サイズが豊富なのが嬉しいですね。
お住いの地域の狩猟を管轄する
部署に問い合わせて、どのサイズまで
OKか調べましょう。
基本的に熊が生息していない地域は
大きいサイズでもOKな場合が
多いです。
神の板のサイズは
12,18,20,22センチ迄と
イロイロあります。
罠は大きければ大きいほど
足を置く面積が大きくなり、
捕獲率がググっとアップします♪
しかも神の板は嬉しいことに
とってもリーズナブルなんですよね~
神の板12センチ
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神の板20センチ 10個
神の板22センチ
私の住む地域は残念ながら
12センチまで。
皆さんの住む地域は
大きいのがOKかも!♪
熊が住んでいないところは
大きい罠がOKの所、多いです。
必ず役場に確認してから
お住いの地域で合法な罠を
購入するようにしましょう!
神の罠、
掘る穴は浅くていいし
獲れるし、安いし、オススメです♪
本日の授業は以上です。
最後に本日の学びをまとめます。
本日のまとめ
猪と鹿の急所を殴る|殴打して気絶する場所はどこ?保定具も紹介!
止め刺し前に鹿や猪を殴打して
気絶させます。
殴打ポイントは
●鹿は後頭部
●猪は眉間
殴打する前の準備として、
鹿の場合は
●角をロープで固定
●チョンがけで固定
●足錠で固定
猪の場合は
●鼻くくりで固定
●チョンがけで固定
●足錠で固定
すると、安全に止め刺し出来ます。
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