【狩猟のリアルVol.18】
日本各地でシカやイノシシなどの
有害鳥獣の被害が顕著です。
政府はこれらの問題を解決すべく
捕獲した動物に対して
【報奨金】【補助金】
を出しています。
今回はこの報奨金はいくら位なのか?
簡単に言うと
鹿 ≫ 7000~22000円
猪 ≫ 5000~23000円
となっていて、
報奨金は地域差が大きいです。
そしてどうやったら支給されるのか?
条件やもらい方も解説します。
猪之山校長全国各地で鹿や猪に困っているから
狩猟で補助金や報奨金が貰えたり
するんだね。
有害鳥獣駆除の報奨金はいくらなの?
日本各地で鹿や猪などの農作物や
森林の樹木、飛び出しによる交通事故など
各地で被害が多く見られます。
環境省のホームページにはこのような
記載があります。
ニホンジカが日本の自然を食い尽くす?
日本に昔から生息しているニホンジカ
やイノシシは、近年、急速に生息数が
増加し、全国で分布を広げています。
増えすぎたニホンジカやイノシシが、
いま、日本全国で生態系や農林業、さ
らには私たちの生活にまで深刻な被害
をもたらしています。
👉 環境省「いま、獲らなければならない理由」より
有害鳥獣駆除の対象となる鳥獣は
日本全国で統一ではなく、
各地域で異なっています。
また、同じ鳥獣でも、雌雄や
成獣か幼獣か、処理方法等で、
各地域の報奨金額も異なります。
参考までに、各動物ごとの
報奨金の価格帯を紹介します。
(くくりカレッジ調査:2026年6月)
| 狩猟対象の動物 | 報奨金の価格帯 |
|---|---|
| シカ | 7000円~22000円 |
| イノシシ | 5000円~23000円 |
| サル | 10000円~30000円 |
| アライグマ | 1000円~8000円 |
| ハクビシン | 1000円~3000円 |
| ヌートリア | 2000円~3000円 |
となっています。
ご覧になって判るように
同じ獲物でも報奨金の価格帯には
地域によって大きな開きがあります。
シカは7倍以上
アライグマは8倍
と大きな差になっています。
また、シカ、イノシシ、サルは
報奨金も高額になる傾向があります。
次にシカとイノシシの成獣に限定して
いくつかの地域の報奨金額を調べました。
参考にして下さい。(2026年6月現在)
| 地域名 | シカの報奨金 | イノシシの報奨金 |
|---|---|---|
| 北海道・札幌市 | エゾジカ11000円 | 生息していない |
| 山形県・東村山郡 | 7000円 | 7000円 |
| 栃木県・鹿沼市 | 15000円 | 16000円 |
| 新潟県・上越市 | 12000円 | 15000円 |
| 福井県・美浜町 | 14000円 | 10000円 |
| 滋賀県・高島市 | 22000円 | 23000円 |
| 京都府・亀岡市 | 20000円 | 20000円 |
| 和歌山県・紀の川市 | 15000円 | 15000円 |
| 三重県・いなべ市 | 20000円 | 20000円 |
| 島根県・江津市 | 10000円 | 5000円 |
| 広島県・東広島市 | 7000円 | 7000円 |
| 岡山県・真庭市 | 10000円 | 10000円 |
| 福岡県・久留米市 | 18000円 | 20000円 |
| 大分県・杵築市 | 10000円 | 10000円 |
| 鹿児島県・霧島市 | 15000円 | 15000円 |
※上述の報奨金額は自治体の予算や制度改正により
変更される場合があります。最新情報は各自治体の
公式サイトをご確認ください。
上の表から
生息頭数や被害状況、
各自治体の予算状況等により
やはり各地域でバラツキあり。
報奨金の額としては
関西や九州南部に高額が多い
感じですね。
もしあなたが
「オレの地域の報奨金って
いくら位なんだろう??」
て思ったら、
お住まいの自治体名+「有害鳥獣駆除 報奨金」
とか、補助金、で検索すると、
最新の支給額を確認できます。
気になる方は、調べてみてください。


有害鳥獣駆除で報奨金をもらう条件
条件は地域によって異なります。
まずは必要条件から紹介します。
狩猟免許
鹿や猪などの獲物を獲る場合
猟銃で獲るか
罠で獲るか
箱罠で獲るか
方法はイロイロ。
いずれにせよ、
狩猟免許を取得
する必要があります。
狩猟免許は
鳥獣保護管理法に基づく
国家資格です。
事前講習会等が各地で開催されており
試験に出やすい所とか実技試験で
使用する罠を事前に何度も架設出来たりします。
講習を受けてきちんと学べば
合格率は7割前後
です。
狩猟者登録証


「狩猟免許、取ったぞ~♪
コレでオレは日本中で獲れるぞ~!!」
…とは行きません。
狩猟免許はあくまで、
あなたは狩猟する資格がありますよ
と言うだけ。
あなたがある場所で狩猟を行う場合、
私はココで狩猟をします、と
その都道府県で事前登録する必要があります。
狩猟者登録証は狩猟を希望する都道府県に
●申請書
●狩猟税
●手数料
●顔写真
●賠償保険証等
を期間内に提出すると交付されます。
狩猟者登録手続きについては
こちらの記事を参照


狩猟者登録証を手に入れたら、
「よ~し、コレでシカやイノシシを
ガンガン獲って報奨金をもらうぜッ!!」
って思いました?
それが、まだダメなんです・・・。
狩猟免許と狩猟登録証があっても
【有害鳥獣駆除従事者】
の認定が必要なんです。
ええッ~、認定って?
次はそれを解説します。


有害鳥獣駆除従事者の認定
狩猟免許と狩猟者登録証もあるし、
シカもイノシシも合法的に
あなたはゲット出来ます。
シカの焼肉、ローストやボタン鍋も
獲物をゲットしたら、食べ放題♪
\(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/


でも、補助金や報奨金をもらおうとすると
狩猟免許と狩猟者登録証だけでは
残念ながら、まだ条件を満たしていません。
有害鳥獣駆除従事者の認定
を受ける必要があります。
コレは環境省の
【認定鳥獣捕獲等事業者】
の一員となり、
あなたは
有害鳥獣捕獲従事者と認定
されなければなりません。
方法は主に2つあります。
それは、
有害鳥獣駆除従事者と認定される2つの方法
認定はどうやったら受けらるのか?
2つの方法を紹介します。
猟友会に加入する
猟友会に入り、ある程度経験を積むと
先輩やリーダーの方々に声を掛けられ
認定の仲間入りをすることも出来ます。
猟友会は地域ごとに支部があり
支部には支部長さんがいます。
この支部長さんが
「おお、○○さんはだいぶ猟にも慣れてきたな!」
と太鼓判を押して、認めてくれたら、
有害鳥獣駆除従事者になれる可能性があります。
ただ、
支部にはそれぞれカラーがあり
リーダーの考えに大きく左右されます。
殆どの支部の支部長さんは誠実で公平でしょう。
でも、みんなニンゲンです。
弱点や欠点、地元ルールや、しがらみもあり、
なかなか公平でない場合も少なからず存在します。
「数年狩猟を経験しないとダメ!」
「ある程度獲物を獲った経験ないとダメ!」
「罠猟は認めない、ゼッタイダメッ!」
と言った場合もあるでしょう。
猟友会に加入し、希望したら、
必ずなれるものでもありません。
日本ハンティング協会では
こういった不公平を払しょくするために
働きかけているようです。



私も罠猟だから絶対ダメッ!
と言われた猟師を知ってる・・・
コレって差別だよね(泣)
他の認定事業所に所属する
猟友会に入らない場合は
他の事業所に所属する必要が
あります。
👉 環境省・認定鳥獣捕獲等事業者制度
この事業者の一覧が環境省のHPに
列記されています。
👉 https://www.env.go.jp/nature/choju/capture/list.html
各都道府県の猟友会だけでなく
その他事業所が認定されており、
あなたはそのメンバーになる必要があります。
あなたのお住いの都道府県にも
認定事業所があります。
そこに所属しましょう!
そうして初めて、
有害鳥獣駆除に従事出来ます。
必要な申請について
やれやれ、
➡️狩猟免許
➡️登録証
➡️有害鳥獣駆除認定
迄、ナントカ漕ぎつけました・・・。
いよいよ、本格参入です!
獲物を捕獲したら、


今度は結構煩雑な手続きが待っています。
この手続き方法は各都道府県や
市町村で異なります。
詳しくはあなたが所属する地域の
狩猟管轄部門に問い合わせてください。
参考までに、どのような手続きかを
カンタンに一例を紹介します。
●獲物の胴体に決められた番号をペイントする。
●獲物全体と狩猟者が並んだ写真を用意する。
●獲物の尻尾又は両耳を取り、提出する。
●各種提出書類に必要事項を明記する。
書類にはあなたの
●氏名、年齢、連絡先
●登録証番号
●捕獲場所、日時
●捕獲方法
●獲物の名称
●獲物の体重
●成獣か幼獣か
●雌雄の別
●報奨金や補助金の振込先口座情報
等を明記します。
これら一連の手続きを完了して
初めて報奨金や補助金が
あなたの口座に振り込まれます。
(kekkou michi wa kewashii noda・・・)



申請手続き、結構煩雑なんだな~
コレを一頭ごとに書き書きする必要があるん
だよな・・・。(mendoku saizo!!)
有害鳥獣駆除の報奨金の不正受給はダメ!
新聞やネットニュースを見ていると
これら報奨金の不正受給が時々あります。
自分で獲ってないのに
車にひかれた動物を申請したり
獲物の写真を撮って
また別の場所で獲物を撮って
を繰り返したり・・・。
様々な手法で不正受給している猟師が
いるようです。
そのため、見方によっては残酷ですが
●獲物の耳と尻尾の提出を求める
≫ 獲物の使いまわしを防ぐ為
●獲物と狩猟者の写真の提示を求める
≫ 獲物が成獣か幼獣かを判別(額が異なる為)
≫ 獲物がオスかメスかを判別(額が異なる為)
≫ 書類の狩猟者と写真が同一人物か照合
などの方法で、公的機関も不正受給の
発生を未然に防ごうとしています。
狩猟者は熟練度によって
獲物の捕獲数が大きな差となります。
狩猟期間で数頭の人や
100頭越えの人。
また、300~500頭獲る人もいます。
500頭獲る場合
全て成獣で、一頭2万円だったりすると
500頭 x 2万円 =1000万円
となってきます。
実際そういう狩猟者もいるそうです。
こういう方々の中には多額の報奨金を
ゲットしているのにも関わらず、
確定申告していなかったり
少なく申告していたり・・・
そんな手口も耳にします。
シカやイノシシがお金に見えて
不正にゼッタイ手を染めない
ようにしましょう!



不正受給でカネを手に入れよう
なんて考えたら絶対ダメッ!!
本日の講義は以上です。
今日の学びをまとめます。


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下記の記事を読んで、しっかり実践すると
最初の一頭がすぐに現実になりますよ♪








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R20260305-95
R20260622―全国155/dv76








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