【狩猟で獲った鹿や猪の解体豆知識その10】
イノシシは猟師が一番欲しい獲物!
獲れると、とっても嬉しいです♪
ただ、解体は厄介です。
鹿と違って、簡単に皮が剥げないッ!
剥いでも、イノシシは脂がタップリで
どんな高級ナイフも脂で切れ味が
悪くなります。
そんなイノシシの解体。
現役猟師はどうやってナイフの切れ味を
復活させているのか?
実は二つの道具とアレを活用しています。
今回はこの問題を解決する方法を
野外解体を想定して解説します。
イノシシ解体に必要な道具3選とアレとは?
3つの道具は
●卓上カセットコンロ
●ガスボンベ
●フライパンかお鍋
そして、アレというのは
●お湯
です。
なぜこれらが必要なのか?
それは、
イノシシの脂が付着すると
ナイフが切れなくなるからです。
脂がナイフに付いてくると
途端に切れ味が悪くなり、
皮が剥げなくなります。
皮を剥ぐ工程というのは
解体の初期段階です。
コレでもたつくと、時間ばかりかかり、
だんだんストレスが溜まり
イライラしてきます。
この現象は、数万円するような
高級ナイフでも一緒です。
イノシシの脂が付くと、
ビックリするくらい
切れなくなっちゃうんです!
そこで、
上記の道具類が必要になります。
具体的な道具の使い方
この写真を見てください。
コレはワタクシ、校長・猪之山が
野外でイノシシを解体している写真です。

イノシシの左側に、小さく
卓上コンロと鍋
が見えるでしょうか?
こうやって鍋に水を入れて
卓上コンロでお湯を
沸かしています。
ナイフがイノシシの脂で
切れなくなったら、この鍋に
入れておくのです。

イノシシの脂と言うのは
融点は28~30度と低いです。
この為、沸騰したお湯に入れたら
すぐ脂は溶けてしまいます。
こうしてナイフに付着した脂を
お湯が溶かし、本来のナイフの
ピンピンの切れ味が復活します♪
そうすると、
またご機嫌で皮剥ぎ作業が
ガンガン進みます。
この、お湯で脂を溶かす作業は
結構頻繁に行うので
ナイフは最低でも2本は必要
です。

実際に私が解体で使っているナイフ。
ヨメサンが毎日料理する時に使っているやつです。
切れ味が悪くなったらお湯につけて
別のナイフで作業を続けます。
そして、そのナイフも切れなくなったら
交換し、切れない方はお湯につけて
おきます。この繰り返しです。

尚、私の行く猟場には
あちこちに渓流が流れており
そこで清水を汲めます。
だからわざわざ、家から水を
ペットボトルに入れて持って行く
必要がないので助かってます♪
以上が、イノシシを解体する時
切れなくなったナイフの
切れ味を復活させる秘訣です。
もちろん、もともと切れるナイフである
必要があります。
切れるナイフにするには
いいシャープナーが必要。
コチラの記事で紹介しています。

本日の授業は以上です。
皆さんの罠猟の参考にして下さい。
最後に
今日の学びをまとめます。
本日のまとめ
イノシシ解体でナイフ切れない!切れ味復活の必須道具3選とアレ!
イノシシの解体時、
イノシシの脂でナイフの切れ味は
コレで復活する。
●卓上カセットコンロ
●ガスボンベ
●フライパンかお鍋
●お湯
ナイフは最低でも2本用意する。
切れ味が悪くなったら
順次お湯につける。
ナイフはドンドン交換し
皮剥ぎ工程の効率化を
はかる。
こうすることで
皮剥ぎがスムーズになり
ストレスなく作業がはかどる♪
皆さんもこんなイノシシ
捕まえてくださいね!
美味しいですよ~♪

うちのヨメサンは天然のイノシシ肉食べたら
豚肉はもう食べれないッ!
って言ってました♪
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