【くくり罠猟の豆知識38】
前回は罠の設置ミスを紹介しました。
でもくくり罠猟をやってると、
アレ以外にもミスは
イロイロやらかしちゃいます。
特に10年近くやってると、
ビックリするようなミスや
凡ミスもあります。
今回は前回よりもハズカシイ
赤面モノのミス事例を
ドドンと大公開します。
恥の上塗りですが
くくり罠猟初心者の皆さんの
後学の為と思い公開します。
【失敗学】として学んで下さい。
番外編 整備不良、凡ミスなど
罠を設置しても掛からないミスは
イロイロとあります。
今回は整備不良や
ドンクサイ凡ミスなんかを
イロイロ紹介していきます。
それではさっそくどうぞ~!
空ハジキ事例① 新しいワイヤー臭でバレた
イノシシを捕獲する場合、
ニンゲンの8000倍の嗅覚を持つ
彼らへの対応はニオイ対策が重要。
でも、その認識が甘かったワタクシ。
新しいワイヤーでイノシシに
ニオイでバレバレでした。
鹿なら、新品ワイヤーでもいいでしょうが
イノシシはきちんと対応しないとダメです。
ワイヤーのニオイ消し方法は
別記事にまとめています。
コチラから学んで下さい。

空ハジキ事例② 古いワイヤーのゆがみで締まらないッ!
くくり罠は経済的で、
結構何度も使用できます。
ただし、足をくくる部分は
傷みやすく、ワイヤーに変なクセが
付き、変形することがあります。
ちょうどこんな感じで。 ↓

変なウエーブが掛かっていますよね。
このようにワイヤーに変なクセが付くと、
罠作動時にワイヤーがうまく縮まらず
途中で引っかかってしまう事があります。
コレが原因で空ハジキしたことが
数回あります。
空ハジキ事例③ スプリング(バネ)のヘタリ
ある時、空ハジキが毎日連発で
発生した事があった。
罠は正常に作動しているのに
獲物の足をくくっていない。
なぜだ??
でも罠をよくよく観察すると
罠が完全に縮こまっていない。
輪の大きさが微妙に大きい。
さらに良く調べると、
バネは伸び切っているのに
ワイヤーを縮められていない。
バネが経年劣化で、
伸びる力が弱まったのだ。

そしてバネをすぐに取り寄せ
バネを交換した所、
獲物の捕獲に成功した。
要はバネが経年劣化で
ヘタっていたのだ。
バネは各罠メーカーで購入出来ますが、
オススメは【鎌田スプリング】
バネ業界屈指の老舗で品質確か。
凄腕罠猟師も使っています。
ヘタリが少ないのでオススメです。
空ハジキ事例④ 設置前のバネの縮めがゆるかった。
コレは単なる私の凡ミス。
押しバネ式の罠は
設置前に引っ張ってバネを
縮めて使います。
コレを私はテキトーにやってしまった。
だから罠が作動した時、ワイヤーが
縮こまっても輪が少し大きかった。
こんな感じで ↓

結果、せっかく罠を踏んだのに
獲物にはまんまと逃げられました・・・。
空ハジキ事例⑤ 締め付け防止金具の位置がNG
コレは私だけでなく
くくり罠界で一番有名な
千松 信也さんもやらかした。
それは、締め付け防止金具の
設定位置の間違い。
締め付け防止金具は
獲物の足を必要以上に
締め付けないようにする部品。
私はスリーブシングルで代用
している。

この締め付け防止金具の
位置が短いと締めすぎになるし
位置が長いと、獲物の足が締められず
ゆるゆるで、逃げられる。
千松さんが書いた、なにかの文章で
この位置が長くて逃げられたと
書かれていた。
読んだ時、
「俺と一緒じゃん!」
ってちょっと嬉しかった。
千松さんはナント、
かの有名な京都大学出身。
そんな頭脳明晰な千松さんでも
こんな凡ミスする事があるんだ。
彼の狩猟ポリシーや雰囲気が好きで
彼の本も全部読んでるけど、
彼に会ったことは一度もない。
けれど、妙な親近感を覚えた。
空ハジキ事例⑥ 蝶ネジの締めが甘かった
コレもハズカシイ凡ミス。
押しバネ式の罠は
バネを装填するパイプのお尻に
キャップがあります。

縮めたバネが伸びないように
キャップのすぐ後ろの位置で
蝶ネジストッパーを締めます。

この蝶ネジストッパーの締め付けが
甘くて、獲物が掛かって暴れた際
緩んでしまい逃げられました。
この価格なら、
狩猟用の車が持てるかも!
まずはお気軽に車を選んで
仮審査を受けてみよう!
空ハジキ事例⑦ 根付けのシャックル付け忘れ
そして究極の凡ミスは
シャックルの付け忘れ!
シャックルと言うのは獲物が
逃げられないように樹木にワイヤーを
巻き付け、最後この金属部品で
外れないようするモノです。
ブツはコレです ↓

ある時、罠の見回りに行くと
罠本体はあって、作動した形跡が
ありました。
でも、獲物をくくるワイヤーや
パイプ類一式がどこにもない!
あちこち探してもない!
おそらく、巧妙に設置する事に
熱中して、最後の根付作業を忘れた
可能性があります。
あのワイヤー、獲物の足について
どっか引っ張りまわされているん
だろうな~。
(gomen nasai…)
以上が、私が10年間の狩猟経験で
やらかした凡ミスの数々です。
皆さんはこんなドンクサイ
先輩のようにならないよう
気を付けて下さいね。
私の設置ミスについて知りたい方は
コチラの記事もどうぞ!

本日の授業は以上です。
凡ミスを回避して
獲物、沢山獲って下さいね。

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最後に私が愛用している罠を
紹介します。
神の板と言います。
神の板はサイズもイロイロでリーズナブル♪
神の板は良く獲れます。
そして、サイズが豊富なのが嬉しいですね。
お住いの地域の狩猟を管轄する
部署に問い合わせて、どのサイズまで
OKか調べましょう。
基本的に熊が生息していない地域は
大きいサイズでもOKな場合が
多いです。
神の板のサイズは12,18,20,22センチ
までイロイロあります。
罠は大きければ大きいほど
足を置く面積が大きくなり、
捕獲率がググっとアップします♪
しかも神の板は嬉しいことに
とってもリーズナブルなんですよね~
神の板12センチ 10個
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神の板18センチ 10個
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神の板20センチ 10個
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神の板22センチ
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私の住む地域は残念ながら
12センチまで。
皆さんの住む地域は
大きいのがOKかも!♪
必ず役場に確認してから
お住いの地域で合法な罠を
購入するようにしましょう!

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