【狩猟のリアルVol.15】
くくり罠猟をやっていると
一番楽しいのが獲物の鹿や猪が
掛かっているのを見つける時♪
心の中でいつも
「ヨッシャー、やったぜベイビー!」
って感じ。
何故なら自分の見つけた獣道で
罠や誘引剤の配置や設置方法の全てが
良かった証拠だから。
ですが、朝の見回りでいつもこんな
光景ばかりではありません。
時には目をそむけたくなる光景も
眼にします。
今回はそんなくくり罠猟の
残酷な現実について語ります。
鹿や猪の開放骨折

一番よく見かけるのがコレ。
獲物が早い段階で罠に掛かり
一晩中暴れたのでしょう。
締め付け防止金具は付けていますが
それでもあまりに暴れると
皮が擦れ、皮膚が破れます。
もしくは骨が折れて、
その骨が皮膚を突き破っている
状態の事もあります。
このように折れた骨が
皮膚から露出している状態を、
【開放骨折】と言います。
見ていてとても痛々しいです。
獲物の開放骨折を回避する方法
この開放骨折を避ける方法は
出来るだけ朝早く見回りをする。
これしかないです。
何しろ、銃猟と違い、
獲物がいつかかるのかわかりません。
ですから、彼らの苦しみが少しでも短く
なるように、朝早く見回りをする
のです。
これしかないと思います。
そして、もう一つの残酷な事例は
失血死です。
鹿の失血死について

失血死、コレも2シーズンに
一回くらい遭遇します。
この問題はいつも鹿です。
猪は私の住む地域は少なめで、
今の所、経験ないです。
コレはどんな状況かと言うと
罠を仕掛けて、鹿が掛かり、
鹿は必死に逃げようと暴れます。
そして、根付の木が近くにない場合
罠迄少し距離が出て、ワイヤーが長くなる
場合があります。
2~3mとか・・・。
この時に根付の木以外の細い木に
ワイヤーが絡まり、身動きが出来ない、
こんな感じで。 ↓

もしくは移動距離が著しく制限
されてしまう場合があります。
この時に、タヌキやイノシシなどに
襲われて、体の一部を食べられてしまいます。
大抵お尻が多いです。
そして、喰われた個所から出血し、
死亡してしまうことがあります。
死因は出血多量による死亡。
失血死です。
私は大抵、朝見回りをします。
時間で言うと、7時から8時ごろです。
朝見回りに行くのですが
上述のように失血死した鹿がいます。
鹿の失血死を回避する方法
上記で説明したように
失血死は根付の木の近くにある
細い木にワイヤーが絡まり発生します。
ですから、根付の木と
罠の設置場所が3mある場合、
根付の木を中心に半径3m以内に
細い木がないのがベストです。
太い樹木なら暴れていても
ワイヤーが絡まりませんが
細い木は絡まりやすいです。
ですので、根付から半径内に
細い木がない場所に罠を設置します。
コレで、ある程度はこの問題を
回避出来ます。
今日は獲物の開放骨折や失血死について
学びました。
対策方法も明記しましたので
参考にして下さい。
本日の授業は以上です。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。

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