くくり罠撤去時は石を埋めると次回罠設置が超ラク!現役猟師の時間短縮術

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次回罠設置がラクになる秘訣

【くくり罠猟の豆知識8】

くくり罠を設置する時は

・土を掘って
・石を除去して
・木の根を切って


の過程を経て、やっと埋設出来ます。

この罠設置が
くくり罠の楽しい所であり、
メンドクサくて、大変な所でもあります。

今回は、石も根っこも除去不要!
罠埋設時間をググっと大幅に短縮できる、
次回罠埋設を効率化する
くくりカレッジのマル秘テクニック、
豆知識を紹介しますッ!

その方法は
踏み板サイズの石
を活用するのです。

捕獲後に石を埋めておくと
・穴掘りが超ラクチン
・根の成長を阻害出来る
・穴の位置マーキング

の3つのメリットがあります。
詳しく説明します。

目次

くくり罠撤去時に石を入れると次回設置がラク♪

ケモノ道を突き止めて、
ココと決めた場所を掘り、
苦労してやっと罠を埋設した場所!

罠を移設する時は石を入れよう!



狙った場所は大成功!
みごと、獲物が掛かりました♪

森のシカ

バンザーイ!! \(^o^)/
良かったヨカッタ!
やったぜ! ベイビー♪


ところで
獲物が掛かった場所はどうしましょうか?
苦労して穴掘って、石どけて、根を切って
やっと開けた穴ですよね?

根を切り、石を除去し、苦労して開けた穴
活用しましょう!


猪之山校長

まさか、何にも考えず
フツーに埋め戻したりなんか
してないでしょうね!?

獲物が獲れたいい場所は
次回狩猟シーズンにも
獲れる可能性が大‼♪

今時代はリサイクルの時代
罠を掘った後もリサイクルしましょう!

来期も使うんです。
そしたら、来年はサイズも分からない
石や根の除去は不要です。

ではどうするか?

もし、シーズン終了や、
次の場所に移動で撤去するなら、
せっかく堀った穴には
大きめの石を入れましょう!

ちょうど罠の踏み板ぐらいの石が
オススメですよ~

罠を埋設してた穴には同じ大きさの石を入れよう!



もし可能なら、
出来るだけ穴と同じサイズの石がベスト!
こんな感じでジャストフィットすると最高♪

罠を埋設してた穴と同サイズの石がベスト!

あとは、そこらの砂をスキマに詰めて
上にも砂をかぶせといたらいいです。

来年もその穴にはジャストフィットの
石と砂だけ。

猪之山校長

それらをちょちょっとどけたら
罠埋設の穴が速攻で完成です♪
ね♪ メッチャいいでしょ♪



なぜ石を入れるといいのか?
理由は3つ

石を入れると穴を掘る手間が省ける

最初に書いた、

・土を掘って
・石を除去して
・木の根を切って

のめんどくさいプロセスを
一からしなくていいので
穴掘りの時間を大幅に
できます。


例えば、ひとつの穴から
土、石、根っこ除去で20分かかったのが

この方法で、5分もかからず
きれいな穴を速攻で掘れます♪

石を入れると、根っこがその空間に生えない

罠撤去後、フツーに埋め戻すと、
また次の狩猟シーズンまでに根が生えてしまいます。

でも、石を入れて置くと、
根の発育が石によって阻害され、
太い根っこは伸びることが出来ません。

それと、もう一ついいことがあります。

穴掘りで厄介なのが根っこです。
また、根っこ切りたてだと、
樹液が漏出し、ニオイを発散します。

こうなると、ニオイに敏感なイノシシは

イノガシラ

「なんで土中から樹液のニオイがするんだ?
コレはアヤシイぞッ!!」


と即【警戒モード】になり、

罠捜査がスタート
してしまいます。

こうなると、マズイです。

でも石を入れておけば、時間の経過とともに
切断した根の樹液も出なくなり、
ニオイもなくなります。

そして来シーズン罠をここに設置すれば
切断した根のニオイもなく、怪しまれず
より獲物が掛かりやすくなります♪

くくり罠を縦引きで仮置きした状態。

石を入れると前回設置した場所を特定できる

【獲物が掛かった罠設置場所】
くくり罠猟師の脳裏に強烈な印象を残します。

その、【獲物が掛かった罠設置場所】
石を入れとくと、次回罠設置時に、
「確か、前回はココら辺やったな~」
とスコップで表土を軽く掘っていると、

【ガリッ、ゴリッ!!】

と言った手応えが♪

以前罠を設置した所から埋めといた石が!
罠設置が超ラクチン!


この感触、トレジャーハンターが
千両箱を掘り当てた感じにちょっと似てて
思わず、ニヤリとします♪

猪之山校長

埋めといた石が、前回獲物を
捕獲した位置を正確に、
ピンポイントで教えてくれます。


石を穴に入れたその後の3つの注意点

罠を移設するか、
シーズン終了で罠撤去後は
石を入れます。

その際、注意することは3つ。

注意点1.餌をきれいに除去する

放っておくとカビが生えます。
また米ぬかは固まっていると地中で
発熱します。

多くの土と混ぜて埋設するか、
持ち帰りましょう!

注意点2.穴にフィットする大きめの石を入れる

小石では根が生えるので意味がないです。

穴とほぼ同じの大きめの石を探して入れます。

罠を埋設してた穴と同サイズの石がベスト!


その際に
地面から石が突出しないように
しましょう。

シカやイノシシが警戒します。

3.砂や土を入れる

一番いいのは砂。
土より栄養がなく、
根が生育しにくいです。

なければ土でもいいです。

必ず石が見えないように
埋めていきましょう!

石を砂や土で埋めていきます
石が見えないように!



ココで、大切なポイントがふたつ

1.埋め戻す時、凸凹はNG
≫ 周りの地面と同じ高さにしておきましょう。

2.石の露出はNG
≫ 石は獲物が踏みたがりません。


どちらも獲物に警戒されます。
埋め戻しは必ず自然な感じで平らにしましょう!

埋め戻しは平らにしよう!
石が見えたり、凸凹はダメですよ!
獲物に警戒されます

何度も言いますが、
シカやイノシシに警戒されないように
埋設時と同じように
自然な感じに戻します。

こうすることで、
また鹿や猪が安心して
けもの道として利用します。

来期もまた掛かってくれるように
自然な感じにしておきましょう!



最後に、一つ問題です! 

獲物掛かったら罠再設置?それとも移設?

もしあなたが、罠を設置し、
獲物の捕獲にみごと成功しました♪ 
\(^o^)/  \(^o^)/  \(^o^)/

鹿さん


そうしたら、あなたはその、
【獲物が掛かった罠設置場所】
どうしますか?

場荒れしたから、罠を移設しますか?
それともそこでもう一度罠を仕掛けますか?

正解は? ≫ 群れによる

です。


なんのこっちゃ、ですよね?
実例で紹介します。

【ワタクシの猟場】
では、猟期中獲れた同じ場所は、
罠を埋めても、まず掛かりません・・・。

9年やってて、一回だけ
一頭の鹿が掛かっただけ。



一方、
【近所の女性くくり罠猟師の猟場】

彼女曰く、
「私はいつも同じ場所に罠設置してて♪
止め刺しの血とか毛とか周りにイッパイあるのに、
数日後に掛かかったりしますよ~」

って笑顔で教えてくれました。

なぜこうなるのか?
同じ町内に住んでいるので、
罠設置場所も2キロと離れていない筈。

群れのリーダーの警戒度の違い

ニンゲンでも動物でも
全ての組織、グループにはリーダーがいて
そのリーダーの指導力に大きく左右されます。

鹿はオスをリーダーとして
メスと子供でファミリーで行動することが
多い動物です。

同じ場所で何度も掛かる場合と
まったく掛からない違いは、

恐らく群れによるのだと思います。

警戒心の強いリーダーの群れ
は仲間がかかると警戒して
近寄らなくなるし、

警戒心のゆるいリーダーの群れ
は、犠牲者が出た場所でも
エサに釣られてまた掛かります。

この鹿はきっと強く賢いリーダーだった

大鹿 我が罠猟歴で一番大きなシカ。
コイツは絶対警戒心の強い、賢いリーダーだったと思う

群れの数が多いから

もう一つは群れの数。

私の猟場は群れが一つ、
女性猟師の猟場はいくつかの群れ
である可能性があります。

一つの群れで一頭が掛かり警戒しても
まだ他の群れが沢山あり、
他の群れの獲物が掛かっている
可能性があります

皆さんの猟場で獲物が掛かったら
また同じ位置に試しに罠を
設置してみて下さい。

ワンシーズンやって、
同じ場所で一頭も掛からないなら、
その猟場はきっと警戒心の強い群れ
の可能性があります。

もしくは賢いリーダーがいて経験から
誘引餌を食べないようにと仲間を
指導しているのかもしれません。

ケモノ道の利用頻度による

あと、もう一つ考えられるのは
幹線道路かメインストリートか?
です。

ニンゲンでも
一日中車がガンガン走る首都高もあれば
郊外の住宅街の道で、一日に数台の車だけ
と言う道もあります。


ケモノ道もイロイロあり
鹿、猪、熊、狐、狸などあらゆる動物が
使いまくるメインストリートや

鹿や猪が週に1回とたま~に通る道もあります。

そんな風に、ケモノ道の利用頻度にもよります。

鹿や猪の多くの群れがそこを一日に
何度も行き来しなければならない、
【首都高並み】
の重要なメインストリートかもしれません。


いずれにしても、
皆さんの猟場がどういう場所であるのかは
ワンシーズン実際に試して検証しましょう!

そうしたら、答えが判ります。

獲物の動向に照らして、
を再設置するかどうかを
判断して下さい。



本日の授業は以上です。
皆さんのくくり罠猟が安全で
獲物がイッパイ掛かりますように!

最後に本日の講義内容をまとめます。


本日のまとめ
くくり罠を撤去時に●を入れると次回設置がラク♪【罠埋設の効率化】

くくり罠を移設する場合はその場所に石を入れましょう!
理由は3つあります。

1.石を入れると、穴を掘る手間が省ける

2.石を入れると、根っこがその空間に生えない

3.石を入れると、前回設置した場所を特定できる



ちょっとした工夫ですが、
位置も特定でき、根も生えず、時間短縮出来ます。
次回罠設置時、ラクですよ~♪


是非やってみて下さい。

次回、くくり罠の豆知識は
誘引餌を入れるオススメ容器を紹介!

朝の見回り時、コレに入れていくと
誘引餌の補給が手も汚さずラクチンです。

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この記事は猪之山校長が書きました

1968年生まれ、男性。
家庭菜園の野菜が毎年猪や鹿にさんざん食い荒らされ、
狩猟免許を取る事を4年目についに決意。

2015年1月21日にくくり罠の狩猟免許を取得。

住まいは山が近く、周りに田んぼがあり、
日常的にキジ、狸、猿、鹿、猪が闊歩。
時に熊も出没する自然豊かな所。

近くの山で鹿や猪をくくり罠で捕獲し、野外解体。
自宅で精肉作業を行い、家族や両親、親戚、友人と
山の恵みに感謝しつつ美味しく調理し、堪能する。

趣味は釣り、狩り、家庭菜園、果樹栽培、DIY等アウトドア全般と
読書、音楽、映画鑑賞、お菓子作り等多数。

特技は中国語、英語、ブラインドタッチ、投網、社交ダンス

仕事は自営業。家族は妻と子供2人。

当ブログ【くくりカレッジ】は
くくり罠猟初心者の安全と技術・捕獲率向上を
全力応援する為、2024年10月に執筆をスタート。

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