【くくり罠猟の豆知識8】
くくり罠を設置する時は
・土を掘って
・石を除去して
・木の根を切って
の過程を経て、やっと埋設出来ます。
この罠設置がくくり罠の楽しい所であり、
メンドクサくて、大変な所でもあります。
今回は、石も根っこも除去不要!
罠埋設時間をググっと大幅に短縮できる、
次回罠埋設を効率化するマル秘テクニック、
豆知識を紹介しますッ!
くくり罠撤去時に石を入れると次回設置がラク♪
ケモノ道を突き止めて、
ココと決めた場所を掘り、
苦労してやっと罠を埋設した場所!

狙った場所は大成功!
みごと、獲物が掛かりました♪

バンザーイ!! \(^o^)/
良かったヨカッタ!
やったぜ! ベイビー♪
ところで
獲物が掛かった場所はどうしましょうか?
苦労して穴掘って、石どけて、根を切って
やっと開けた穴ですよね?

もし、次の場所に移動で撤去するなら、
せっかく堀った穴には
石を入れましょう!

もし可能なら、
出来るだけ穴と同じサイズの石がベスト!
こんな感じでジャストフィットすると最高♪

なぜ石を入れるといいのか?
理由は3つ
石を入れると穴を掘る手間が省ける
最初に書いた、
・土を掘って
・石を除去して
・木の根を切って
のプロセスをしなくていいので
穴掘りの時間を大幅に短縮できます。
例えば、ひとつの穴を
土、石、根っこ除去で20分かかったのが
この方法で、5分もかからず
きれいな穴を掘れます♪
石を入れると、根っこがその空間に生えない
罠撤去後、フツーに埋め戻すと、
また次の狩猟シーズンまでに根が生えてしまいます。
でも、石を入れて置くと、根の発育が石によって
疎外され、太い根っこは伸びることが出来ません。
それと、もう一ついいことがあります。
穴掘りで厄介なのが根っこです。
また、根っこ切りたてだと、
樹液が漏出し、ニオイを発散します。
こうなると、ニオイに敏感なイノシシは
「なんで土中から樹液のニオイがするんだ?」
と警戒モードになり、罠捜査がスタートします。
こうなると、マズイです。
でも石を入れておけば、時間の経過とともに
そのうち樹液も出なくなり、ニオイもなくなります。
そして来シーズン罠をここに設置すれば
切断した根のニオイもなく、怪しまれず
より獲物が掛かりやすくなります♪
石を入れると前回設置した場所を特定できる
【獲物が掛かった罠設置場所】は
くくり罠猟師の脳裏に強烈な印象を残します。
その、【獲物が掛かった罠設置場所】に石を入れとくと
次回罠設置時に、「確か、ここら辺やったな~」
とスコップで表土を軽く掘っていると、
【ガリッ、ゴリッ!!】
と言った手応えが♪

この感触、トレジャーハンターが
千両箱を掘り当てた感じにちょっと似てて
思わず、ニヤリとします♪
埋めといた石が、
前回獲物を捕獲した位置を正確に、
ピンポイントで教えてくれます。
石を穴に入れたその後の処理は?
罠を移設するか、シーズン終了で罠撤去後は
石を入れます。
その際にすることは3つ。
誘引餌をきれいに除去する
放っておくとカビが生えます。
また米ぬかは固まっていると地中で
発熱します。
多くの土と混ぜて埋設するか、
持ち帰りましょう!
2.穴にフィットする大きめの石を入れる
小石では根が生えるので意味がないです。
穴とほぼ同じの大きめの石を探して入れます。

その際に地面から突出しないようにしましょう。
シカやイノシシが警戒します。
3.砂や土を入れる
一番いいのは砂。
土より栄養がなく、根が生育しにくいです。
なければ土でもいいです。
石が見えないように埋めていきましょう!

ココで、大切なポイントがふたつ
1.埋め戻す時、凸凹はNG
≫ 周りの地面と同じ高さにしておきましょう。
2.石の露出はNG
≫ 石は獲物が踏みたがりません。
どちらも獲物に警戒されます。
埋め戻しは必ず自然な感じで平らにしましょう!

何度も言いますが、
nシカやイノシシに警戒されないように
埋設時と同じように自然な感じに戻します。
最後に、一つ問題です!
獲物掛かったら罠再設置?それとも移設?
もしあなたが、罠を設置し、
獲物の捕獲にみごと成功しました♪
\(^o^)/ \(^o^)/ \(^o^)/

そうしたら、あなたはその、
【獲物が掛かった罠設置場所】
どうしますか?
場荒れしたから、罠を移設しますか?
それともそこでもう一度罠を仕掛けますか?
正解は? ≫ 群れによる
です。
なんのこっちゃ、ですよね?
実例で紹介します。
【ワタクシの猟場】
では、猟期中獲れた場所は、
罠を埋めても、まず掛かりません・・・。
9年やってて、一回だけ
一頭の鹿が掛かっただけ。
一方、
【近所の女性くくり罠猟師の猟場】
彼女曰く、
「私はいつも同じ場所に罠設置してて♪
止め刺しの血とか毛とか周りにイッパイあるのに、
数日後に掛かかったりしますよ~」
って笑顔で教えてくれました。
なぜこうなるのか?
同じ町内に住んでいるので、
罠設置場所も2キロと離れていない筈。
恐らく群れによるのだと思います。
警戒心の強い群れは
仲間がかかると警戒して
近寄らなくなるし、
警戒心のゆるい群れは、
犠牲者が出た場所でも
エサに釣られてまた掛かります。
もう一つは群れの数。
私の猟場は群れが一つ、
女性猟師の猟場はいくつかの群れ
である可能性があります。
皆さんの猟場で獲物が掛かったら
また罠を同じ位置に設置してみて下さい。
ワンシーズンやって、
同じ場所で一頭も掛からないなら、
その猟場はきっと警戒心の強い群れです。
もしくは賢いリーダーがいて
誘引餌を食べないようにと仲間を
指導しているのかもしれません。
あるいは群れが少ないのかも!
いずれにしても、
皆さんの猟場がどういう場所であるのかは
ワンシーズン実際に試して検証しましょう!
そうしたら、答えが判ります。
本日の授業は以上です。
皆さんのくくり罠猟が安全で
獲物がイッパイ掛かりますように!
最後に本日の授業内容をまとめます。
本日のまとめ
くくり罠を撤去時に●を入れると次回設置がラク♪【罠埋設の効率化】
くくり罠を移設する場合はその場所に石を入れましょう!
理由は3つあります。
1.石を入れると、穴を掘る手間が省ける
2.石を入れると、根っこがその空間に生えない
3.石を入れると、前回設置した場所を特定できる
ちょっとした工夫ですが、
位置も特定でき、根も生えず、時間短縮出来ます。
次回罠設置時、ラクですよ~♪
是非やってみて下さい。
次回、くくり罠の豆知識は
誘引餌を入れるオススメ容器を紹介!
朝の見回り時、コレに入れていくと
誘引餌の補給が手も汚さずラクチンです。

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