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くくり罠猟|雪や雨天時の罠設置や獲物解体時の便利グッズはコレ! 

悪天候時のくくり罠猟オススメグッズ

【くくり罠猟の豆知識13】

くくり罠猟は銃猟と違い、
どしゃ降りの大雨でも
大雪の悪天候でも
毎日の見回りは必須です。

また獲物が掛かれば、
獲物の苦しみを長引かせない為
止め刺しをし、解体が必要です。

また野外で解体する場合、
大体3時間ほどはかかります・・・。

今回はそんな悪天候下で役に立つ、
便利グッズを紹介します。

目次

雪や雨天時の罠設置や獲物解体時の便利グッズとは?

それは、毎週ゴミ捨てに使う
大型で厚手のゴミ袋
です。

何がそんなに役に立つのか?

罠設置や解体時の荷物が濡れないように

くくり罠猟は銃猟と違い、
土砂降りの大雨や大雪の悪天候でも
毎日見回りが必要であり、
獲物の苦しめない為止め刺し〜解体が
必要です。

雪の中の鹿

そんな悪天候から荷物を濡れから守るのが
大型・厚手のゴミ袋。

罠設置時や獲物の解体時には
結構な量の荷物になります。

例えば、獲物が掛かり解体となると
下記の荷物が必要となります。

●止め刺し用の木刀
●鼻くくり用ロープ
●獲物をくくるロープ
●獲物吊るし用の滑車
●木に巻く防汚用ビニール
●ビニールを止めるセロテープ
●解体用ゴム手袋
●肉切り分け用ゴム手袋
●眼の保護用伊達メガネ
●狩猟用帽子とベスト
●包丁4本
●料理ばさみ
●クマよけ兼気分高揚のラジオ
●デジカメ
●スマホ
●着替えの服

などなどで荷物がイッパイ!!

イノシシがかかれば、包丁の脂取りの為
●携帯ガスコンロ
●フライパン
も必要になります。

これらを入れると
大体ボストンバッグひとつ
は必要になります。

そのバッグや荷物が濡れないように
大型ごみ袋は重宝します。


どんな土砂降りでも、大雪でも荷物が濡れるのから
荷物を守ってくれます。

特にスマホやカメラ、着替えの服など
濡れて欲しくないものはバッグに入れますから
バッグごとビニール袋に入れてしまいます。

悪天候時はビニール袋で濡れをふせぐ

外で解体する場合、
獲物の大きさにもよりますが、私の場合、
2時間半〜3時間は解体に時間がかかります。

もしビニール袋がないと、3時間の土砂降りでもなったら
これらの道具、服、スマホ等全てが、全部ビチャビチャ・・・
想像しただけでも悲惨です・・・。

解体時、肉を入れる袋として

獲物が獲れると、処理は猟師によって二択。

●獲物は埋設や焼却で有害駆除の報奨金を貰うだけの人
●純粋に肉を食べるために獲る人

私は【純粋に肉を食べるために獲る人】なので、
獲物をゲットするともれなく解体が待っています。

私は自宅に解体施設がないので、毎回山で解体します。
その時、とっても役立つのが大型、厚手のゴミ袋。

キャンプでコールマンのガスコンロを置く
スタンドを使って、ゴミ袋を設置します。

解体時の肉入れスタンド

私はコレをとても重宝しています。

何故なら、解体後は肉を切り分けますが
それをする際、肉一片ごとにクーラーを開け閉め
なんてしてられません!

時間がかかるし、毎回クーラーにも
触りたくない。

肉片を切り取ったら、スタンドに設置した
ビニール袋にドンドン放り込んでいきます。



袋は、大体2袋使います。

背ロース、もも肉、前足肉などで一袋
あとはスペアリブで一袋
コレで合計二袋です。

心臓、レバー、舌、内ロースは
小袋に入れます。

大型・厚手のゴミ袋は丈夫で滅多に破れないし
クーラーもごみ袋のお陰で汚れも少ないです。

猟期は大抵の地域では11月中旬から2月中旬まで
とても寒い時期なので、クーラーに一時間位入れなくても
肉は傷みにくいです。

また雪がある場合は、雪を肉の下に敷き詰めれば
簡易冷蔵庫
の出来上がり♪

低温を維持でき、肉の鮮度を保てます。
しかもビニールに覆われているので、
雪と直接接しないので清潔
ですよね♪

と言うことで、
大型・厚手のゴミ袋、とっても重宝します♪

ゴミ袋は高くない! ドンドン活用しよう♪

私の住む地域では、この大型・厚手のゴミ袋は
50枚入りで650円で売られています。
一枚当たり13円程です。2枚なら26円。

成獣の鹿を獲れば、10キロほどの新鮮で
美味しい肉がタップリ取れますから、
ビニール2枚・26円なんて全然苦になりません!

皆さんも是非活用してください。

本日の授業は以上です。
是非実践に今日の学びを活かしてください。

それでは最後に今日の授業内容をまとめます。

本日のまとめ
くくり罠猟|雪や雨天時の罠設置や獲物解体時の便利グッズはコレ! 

答えは
大型・厚手のゴミ袋

役に立つシチュエーションは

1.雨や雪の時、荷物の濡れを防ぐ
罠の設置時、解体時、荷物は多いです。
そのバッグを雨や雪から守るのがゴミ袋。


2.解体時の肉を入れる為
キャンプ等で使うスタンドと組み合わせ
肉をコレにドンドン入れます。
解体の作業効率がグンと上がります。


次回、くくり罠の豆知識は、

シカやイノシシが掛かって逆襲され
毎年数人の猟師が亡くなっています。

初心者の皆さん、もしシカやイノシシが
掛かったら、これだけは注意して下さい。

ケガを回避し、命を守る為の重要事項ですッ!

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この記事を書いた人

1968年生まれ、男性。
2015年1月21日にくくり罠の狩猟免許を取得。

住まいは山が近い場所でシカ、イノシシ、サル、タヌキが闊歩する自然豊かなところ。

近くの山でシカやイノシシを捕獲し、解体、精肉作業を行い、家族や両親、親戚、友人と感謝しつつ頂いています。

趣味は狩猟と釣り等アウトドア全般と読書、音楽と映画鑑賞、お菓子作り等多数。
仕事は自営業。家族は妻と子供2人。

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