【くくり罠猟の用語解説Vol.6】
くくり罠の押しバネ式罠には
【シャックル】
って言う部品があります。
コレがないと、
最悪獲物に逃げられる
可能性があります。
確実に獲物を捕まえる為
装着した方が無難な部品です。
今回はこのシャックルを
現役猟師であるワタクシ、くくりカレッジの
猪之山校長が解説しますッ!
シャックルってどんなパーツ?
シャックルとは押しバネ式罠の
ワイヤー最後部に付ける金具です。
こんなパーツです。

実はホームセンターでも
売ってます。
こんな感じで

シャックルってどんな役目があるの?
シャックルは獲物に逃げられないようにする
最後の砦です。
具体的には、罠のワイヤーの最後尾に
コレを使って、ワイヤーがほどけないように
シャックルで固定します。
具体的には罠をこのように
巻き結びで立木に結びます。

巻き結びとはこのようにします。
いい動画があったので紹介します。
この結び方は漁師さんが
船を港で係留する時にも使う
確かな結び方です。
但し、それは海では一方方向だけに
引っ張られるから。
私も最初の1~2年は
【巻き結び】
のみでした。
捕獲頭数が少なかったので
それでもいいですが、
一度、ハズレ掛けたことがあり、それから
シャックルを必ず使うようになりました。
獲物の鹿や猪は罠に掛かると、
根付の立ち木を中心に360度暴れまくり。
だから、最後にシャックルを使います。
使い方は、
まず直径5センチ以上の立ち木に
巻き結びをして、最後にシャックルで
固定します。
こんな感じ。

ただ、このシャックル
何かとトラブルが起こりやすい、
トラブルメーカーなんですよね~・・・。
トラブル回避方法について
こちらに詳しい記事があります。
興味のある方はどうぞ!

正しいシャックルの選び方
シャックルは獲物を逃がさない
最後の砦として大切なパーツです。
ただ、いいものを選ばないと
何かとトラブルが多いので、
ストレスが溜まります。
3大トラブルは、
●なくす
●錆びる
●外れない
この三つがとても多いです。
なくすについては別として、
●錆びる
●外れない
の問題は
ステンレス
を選ぶことで回避出来ます。
シャックルは屋外で使うため
くくり罠を設置している間は
雨や雪にずっとさらされます。
そのため、フツーの金属だと
時間経過とともに錆びてしまい、
最悪固着します。
それを回避する為、
材質を変えて、サビに強い
ステンレスにします。
値段はちょっとお高くなりますが
山中でイライラするストレスが
減ることを考えれば、数十円の差は
なんでもありません。
10個単位でネット購入出来ます。
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本日の授業は以上です。
最後までお読み下さりありがとうございます。

くくりカレッジ、猪之山校長
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