【くくり罠猟の用語解説Vol.12】
くくり罠猟を始めると
よく耳にするのがこの
【空ハジキ】
と言う専門用語。
ワタシ、猪之山校長も何度も
経験しています。
今回はこの空ハジキの説明に加え、
どのように空ハジキが起こるのか?
11の発生原因やその防止策を
詳しく紹介します。
猪之山校長この11の事例を早く知っておけば
空ハジキを未然に防いだり
大幅に減らせるようになりますよ!
この記事でわかる事
今回この記事では空ハジキの説明だけでなく
空ハジキが発生する11の原因と
その防止策がわかります。
まずは一覧で紹介します。
| 空ハジキの原因 | 防止対策 |
|---|---|
| 小動物が踏んだ | 誘引餌を見直す |
| 獲物が足をちぎった | くくり位置を高くする |
| 埋設が深すぎる | 土の厚さを約2cmにする |
| バネのヘタリ | 猟期前に動作確認、必要なら交換 |
| バネの長さ不足 | 足の締め付け分を十分加算する |
| 蝶ネジのゆるみ | ステンレス製に交換 |
| 葉っぱや枝が多すぎる | 【魔法のふりかけ】にする |
| 岩や根等の障害物 | 設置場所を少し変える |
| 粘土質の土 | サラサラの砂を使用 |
| 積雪 | 大木の根本付近に罠設置 |
| 氷混じりの雪 | 罠の設置方法を工夫 |
ここからは、ひとつひとつ
詳しく見ていきます。
空ハジキとは?
空ハジキとはカンタンに言うと
くくり罠は作動したのに
獲物の足をくくれなかった事を指します。
空ハジキには様々な要因があります。
大きく分けると3つに分類出来ます。
●獲物を含む動物による空ハジキ
●罠猟師のミス、経験不足による空ハジキ
●自然状況により回避出来なかった空ハジキ
細かく分けると空ハジキの発生原因は
11ありました。
2015年に罠免許を取得してからの
経験も交えて、ひとつづつ
詳しくお伝えします。


空ハジキが発生する11つの原因と防止策
くくり罠猟を10年以上やってきて
空ハジキを何回も経験しました。
具体的に、
どうして空ハジキが発生するのか?
最初は
【獲物を含む動物による空ハジキ】
です。
尚、私、くくりカレッジ校長・猪之山の
経験と知識から【空ハジキ防止策】
が判っているものは防止策を明記します。
皆さん、是非参考にして下さい。
空ハジキの原因1.小動物が踏んだ
罠猟をしていてよくあるのがコレ!
山には多くの動物がいて、
それらがケモノ道を通った時や
誘引餌におびき寄せられて罠を踏みます。
良く罠を踏む動物としては、私の経験では
タヌキ。
トレイルカメラを見ていても罠の周りに
タヌキが良くチョロチョロとしています。
実際タヌキが2回ほど掛かってました。
あと、私は経験がないですが、他の罠猟師の
Youtube を観ていると野犬が掛かる事も
あるようです。
タヌキや野犬などは鹿や猪と比べて
足が小さかったり、ひづめがなくて
柔らかいので、すっぽ抜けて逃げて
行きます。
このことから、空ハジキが生じるようです。
【空ハジキ防止策1】
イノシシを獲る為に鹿の血肉などを
誘引餌とした場合、タヌキや野犬を
引き寄せてしまいます。
(watashi mo sou deshita…)
空ハジキが多い場合は血肉を使うのを
控えると空ハジキを回避出来ます。
空ハジキの原因2.獲物が足をちぎって逃げた
ごくまれにですが、
掛かった獲物、特にイノシシが
自分のひづめや足をブッチ切って
逃走する事もあります。
私も過去に一度経験があります。
空ハジキかと思ってみたら
血糊がベットリ…。
周りを見回したらコレが落ちてました!


長く罠猟をしているとこんな事も
経験します。
【空ハジキ防止策2】
う~ん、コレは難しいですが、
敢えて言うなら、
●バネを少し強力なものにしてくくる位置を
高くなるようにする。
●ワイヤーバネ筒部分は縦引きにする*1
●踏み板の上の土はサラサラにする
●踏み板上の土の厚さは2センチ迄
●くくり金具でなく、Oリングばねにする*2
位が改善策かな…。
*1 縦引きとはワイヤーバネ筒部分を
地面に対して垂直に埋設する方法。
くくり位置が横引きより高くなりやすい。


*2 Oリングばねとはくくり金具の
代替になるパーツで、ワイヤーとの摩擦が
ほぼゼロで、射出スピードも速くなり、捕獲率が
高くなる傾向がある。


👉 Oリングばね(オーリング)で空ハジキ激減!捕獲率アップのくくり罠パーツ
次は、
【罠猟師のミス、経験不足による空ハジキ】
について紹介します。
空ハジキの原因3.埋めるのが深すぎ
先ほど、縦引きについて少し紹介
しましたが、押しバネ式の罠の場合、
ワイヤーバネ筒部分を土中に埋めます。
獲物が踏み板を踏んだ際に、ワイヤーのくくり部は
バネの力で土中から射出されます。
この際、踏み板の上に置かれた、罠を隠す為の
●土砂
●枯葉
●枝
などが射出に影響します。
考えてみてください。
あなたが土中に埋められて
数センチだけ土砂を掛けられた場合。
数センチなので何の問題もなく
払いのけて脱出出来ます。
ですが、1メートルならどうでしょう?
土砂が重たくて、身動きも出来ず、
そのまま【土葬】となってしまいます。
押しバネ式のバネは結構強力ですが
押しバネ式の上に置く土砂や枯葉等が
罠の作動時の射出スピードに大きく影響します。
私も初心者時代、浅い方が射出しやすいだろうと
1センチ未満にしてたら、何度も罠がバレたり
イノシシやタヌキの鼻先で露出されました。
それなら、バレないようにと3センチ位の
深さにして埋設すると、今度は土砂等が
重すぎて、「ボソッ」としか射出されず
うまく持ち上がりませんでした。
【空ハジキ防止策3】
踏み板の上の土砂や枯葉は
厚みを2センチ程度にする。
自分で何度も実験したのと、
今までの狩猟経験上、コレがベスト!
詳しくは下記の記事を参照
👉 罠を埋める深さを工夫せよ!くくり罠の捕獲率アップの秘訣【その10】
空ハジキの原因4.バネのヘタリ
コレは私がやらかした失敗。
罠猟を始めて数年経った頃、
なぜか分からないが、空ハジキが連発!
翌日も、その次の日も空ハジキが続く。
数えると10回以上空ハジキしている。
理由がわからなかったが、空ハジキの
ワイヤー先端部をしげしげと見たら、
理由がわかった!
押しバネ式くくり罠はバネの力で
ワイヤーを縮めて、獲物の足をくくる。
ワイヤー先端には締め付け防止の為の
スリーブが付いている。
このスリーブとOリングばねの間にスキマがある。
こんな感じで…。


正常ならバネでワイヤーが縮められ
Oリングバネと締め付け防止金具の間には
スキマがない。
なぜこうなったのか?
理由は数年間使ったバネ。
経年劣化でヘタっていたようだ。
【空ハジキ防止策4】
バネは消耗品です。
変形していなくても数年使うと
バネの伸長力が落ちるようだ。
今まで100センチ伸びていたのが
90センチ、80センチと減るようだ。
猟期が始まる前に、全ての罠の動作確認をして
キチンと獲物の足を締め付けられるか確認が
必要。
また、スキマがあるかないかだけでなく
罠が作動したら、締め付け防止金具の
位置まで強くバネが押しているかも
確認が必要。
あと、猟期終了後、保管する際に
バネを筒の中に縮めた状態で保管はNG
バネは必ず伸ばした状態で保管しよう!
バネの伸長率を変化させない工夫です。



そうそう、
上で紹介した【Oリングばね】は
摩擦がほぼゼロで、軽くて、小さくて
捕獲率もアゲアゲ!
しかも一個30円~と激安!使わない手はないッ!
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空ハジキの原因5.バネの長さがあってない
コレは罠猟初心者が自作に取り組む時に
やっちゃう、あるあるかもしれません。
つまり、バネが全て伸びた時に
締め付け防止金具の位置まで、
バネがしっかり伸びるか?
獲物の足をずっとくくっている位
充分なテンションがかかっているか?
これらがとても重要です。
それらを考慮して初めて、
このように獲物の足をくくれます。


ココはとても大事な所なので
更に詳しく解説します。
バネの全長が1100mmで
全圧縮長(一番短くした状態の長さ)
が200mmの場合で例を挙げると、
バネ全長1100-全圧縮長さ200=900 — C
A.罠の周りにセットするワイヤー ≫ 400mm
B.バネの押さえる力として ≫ 200mm
C のバネは900mmの伸縮差があるので
900-Aの400-Bの200=300となり、
このバネを使えば、300mmも余ります。
バネで押さえる長さ200mmと
余りの300mmで合計500mm。
バネで獲物の足を押さえつける力
が十分あります。
しかも、このバネは20cmの塩ビパイプに
スッポリ収納出来てコンパクト♪
全周40センチの罠にセットしてもまだ50センチ
伸びる力があるので、獲物の足はガッチリと
捕らえることが出来ますね。
【超重要!】
大切なのは必ず、
C伸縮差 > A+B
(この例だと、900mm > 400mm + 200mm)
とする必要があります。
ただし、Aの罠周りの長さは
踏み板のサイズによって変動しますので
ご注意ください。
全圧縮長が短いほど、
スプリングを収納するパイプは
短くて良くなります。
結果として、縦引きでも埋設が
ラクチンになります。
バネを収納する塩ビパイプ長いほど、埋設は困難になりますので、
全圧縮長も
良く考慮する必要があります。
罠猟初心者時代はこの計算式が
頭に入っていなくて、
C伸縮差 < A+B
となっていたり、
C伸縮差 = A+B
になってたりなんかします。
そうなると、獲物の足を十分に押さえられず
【空ハジキ】となってしまいます。
【空ハジキ防止策5】
罠を自作する場合は
必ずバネが獲物の足をずっと押さえつける
伸長力がある長さに設定する事。
ちなみにバネは日本のバネ会社
【鎌田スプリング】がヘタリが少なく
とってもいいですよ♪
👉 バネはくくり罠の命、オススメのバネ(スプリング)はコレ!【初心者必見】
空ハジキの原因6.蝶ネジ(ワイヤーストッパー)のゆるみ
コレも私がやらかした失敗です。
罠を数年使ったところ、
蝶ネジが錆びてました。
あまり気にせず、そのまま使いました。


そしたらある時、空ハジキが起きました。
よく確認したら、ネジ山も錆びつき、摩耗し
うまくワイヤーを止められなくなってました…。
せっかく獲物が掛かったのに
獲物が暴れるうちに、蝶ネジストッパーが緩み
逃げられてしまいました。
雨の日、雪の日も土中に埋まっているパーツ
もっと確認するべきでした(泣)
【空ハジキ防止策6】
この経験をして、どないしたらええねん!
とイロイロ考えて行きついたのが、
錆びないパーツ!そう、
ステンレス
です。
この失敗をしてから、
蝶ネジストッパーをステンレスに
交換していきました。
メッキのモノよりも数十円位お高いですが、
錆びついて、せっかくの獲物に逃げられる
よりはいいですからね♪
なけなしのお金を追加して
先行投資です!
こちらでステンレスの蝶ネジストッパー
入手可能ですよ♪
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空ハジキの原因7.葉っぱや枝が多すぎる
コレも私が初心者時代よくやったミス!
罠の踏み板の上に土砂だけでなく、
ゼッタイにバレないように、葉っぱや小枝を
沢山置いていました。


するとこんな感じで空ハジキが起こるんです!


くくり罠は獲物の足を捉えますが
いつも足首上を捉えるとは限りません。
時に爪先の場合もあります。
それでも獲物は獲れるんです。
でも上の写真のように、多くの葉っぱを巻き込むと
それが
【潤滑油】
のような作用となり、ワイヤーが滑り
獲物にまんまと逃げられてしまいます。
こうならない為にはどうしたらいいのか?
私がとある、狩猟セミナーで学んだ方法は
【魔法のふりかけ】
を採用する事です。
魔法のふりかけとは
猟期中の山中にあってそこら辺にいくらでもある
枯葉を砕いてパラパラと踏み板上に撒くのです。
こんな感じで。


こうすることで、踏み板は隠蔽出来るし
罠が作動してもワイヤーと獲物の足の間に
巻き込む葉っぱは少なくて済みます。
結果、獲物もガッチリワイヤーでくくられて
逃げられませんッ!
【空ハジキ防止策7】
くくり罠の踏み板上を枯葉で隠す時は
枯葉をそのまま置かないで、手で枯葉を
砕いて細かくして、
【魔法のふりかけ】
を作って撒きましょう!
こうすることで、
捕獲率がグッと上がります。
小さな事ですが
大きな結果が出てきます!
空ハジキの原因8.土中の障害物(根っこや石など)
コレも私が初心者時代やらかした。
罠を土中に埋める際、結構大きな岩があった。
除去したくてもデカくて無理だった。
別の場所に移すことも考えたが、
ベストポジションだったので
このポイントは捨てがたがった。
仕方ないから
無理くり押し込んで罠を設置した。
数日後、獲物が踏み板踏んだ!



しか~し!
私の使用する罠の羽根部分が
岩の端っこに引っかかってしまい、
半開き状態で、まさかの不発(泣)
下の写真の半円のプラスチックが羽根部分
この羽根の溝にワイヤーを巻く。


【空ハジキ防止策8】
大きな岩や根っこがあって
うまく設置出来ない時は
罠をズラすしかない。
あとはよせ木(また木)で獲物の
足を置く場所を微妙にズラさせて
罠に誘導するしかない!
獲物の足を誘導するテクニックはコチラ!
👉 鹿と猪の前足をくくり罠上へ誘導せよ!捕獲率アップの秘訣【その6】
空ハジキの原因9.粘土質の土の塊
山で罠を埋めていると
実に様々な土がある事に気が付く。
サラサラの砂
小石混じりの土
湿った土
粘土質の土
厄介なのは粘土質の土だ。
罠の上に置こうにもバラけないから
なんか踏み板の上に栓をしたみたいになる。
さすがにコレはダメだろうと
砕いておくんだけど、コレもイマイチ。
また上述の岩で引っかかったように
粘土質の土も羽根部分が引っかかり、
射出スピードが落ちることがある。
実際、罠を埋設後、実際に罠を作動させると
粘土質の土が重く、射出スピードが遅かったり、
引っかかったりした。
粘土質の土、マジ厄介なんだよね~…。
【空ハジキ防止策9】
コレは苦肉の策だけど、全く別の所から、
と言ってもせいぜい10m~20mだが、
ちょっと離れた場所から出来るだけ
サラサラの砂を探して持ってくる。
そしてそのサラサラ砂を罠の上に置くようにする。
もしニオイとか色とかが気になるなら
踏み板の真ん中は粘土質でも良しとして
ワイヤの撒いてある、羽根部分とバネの
射出部分だけサラサラ砂を盛るようにしている。
この2点がスムーズに射出されれば
獲物の足も高い位置でくくれるからだ!
ちょっとした小さなことから
大きなことが出てくるんですッ!
最後は
【自然状況により回避出来なかった空ハジキ】
する場合を紹介します。
空ハジキの原因10.積もった雪
このくくりカレッジの講義を受けている
皆さんがどこにお住まいかわかりませんが
私は近畿北部在住で、雪は一晩で30センチとか
フツーに降り積もります。
こうなると、罠の上には土や枯葉プラス
30センチの雪なので、踏み板のど真ん中を
仮に獲物が踏んでも、罠はうまく作動しません。
良くて空ハジキです。
全く作動しない事もあります。
大抵の場合、雪が深いと私は罠を
全量撤収します。
でも、なかなか獲物が獲れてなくて
どうしても肉が欲しいッ!
って時は少数精鋭で数個の罠で
続行することも!
ではそんな時、
くくりカレッジ校長・猪之山
はどうしているのか?
豪雪地帯には使えませんが、
私が独自に経験から編み出した
秘策があります。
それは、雪がない所、少ない所を
狙って罠を設置するんです。
ええ~、30センチも雪が降ったら
どこも真っ白でしょ!?



って思ったアナタ!
観察力が足りませんよ!
雪は上空から振ります。
でも山を見渡すと、
雪はどこも30センチの積雪に
なっている訳ではないです。
例え30センチの積雪でも、
何かに遮られたら積もりません!
山には木が沢山あります。
細い木、太い木、倒木、枯れ木
イロイロです。
大木の下は枝に遮られ、雪が少ない場合が
少なくありません。



枝ぶりがいいと、たとえ30センチでも
木の根元なんかは地面が見えている
事だってザラにあります。
そこが狙い目です。
土が露出している所に罠を埋設し
エサを撒くのです。
獲物も雪でエサが少なく腹ペコ!
そこに栄養イッパイで、食べたこともない
美味しい米ぬかがあると喜んで食べます。
そうしているうちに罠に掛かります。
こちらそうやって罠にかかった鹿さん


顔の近くの大木の根元に罠を設置し
米ぬかを撒いて誘導し、
見事、御用となりました♪
【空ハジキ防止策10】
30センチ位の雪なら使えるテクニック。
大きくて枝ぶりの良い木の下は
雪がない、もしくは極端に少ない。
ここに罠を設置し、
誘引餌で獲物をおびき寄せる。
雪山にはエサも少ないので
私の経験上、この条件がある場合
捕獲できる可能性が高くなる。
空ハジキの原因11.氷混じりの雪
雪が降ってから数日の間に
妙にポカポカと温かい日があると、
表面の雪が溶けだす。
そして夜間に冷え込んで凍ったりする。
そうすると、凍った表面部分だけ硬くなる
事がある。
こういった雪の場合、
罠猟としては最悪だ。
まるで罠の踏み板上に厚めの下敷きや
ダンボールを敷かれた様な状態になる。
当然罠の真ん中を踏まれても
射出部分が氷で頭打ちとなるし
氷は硬く、ワイヤーも縮まらない。
結果、うまく作動せず、
雪の中で半開きの空ハジキに
なってたりする。
しかし、罠猟師の中にはすごい人がいるようで
深い雪でも罠を仕掛けて獲る人がいます。
この動画が参考になると思います。
雪深い、北海道の罠猟師さん
【鹿べえ】さんの動画です。
こちらはアンカー(根付の木)が
ない、畑での罠猟です。もちろん雪の中。
参考になりますよ。
【空ハジキ防止策11】
雪が深くても
鹿の歩いた足跡の下に罠を設置する。
雪が降るなら、罠を雪で隠さない。
自然に任せる。
寄せ木(また木)を配置する。
エサも配置する。
アンカーがなければ鉄の杭を利用する。
雪深い地域にお住まいの方で
雪の日もナントカ獲物を獲りたい方は
参考にして下さい。



私の場合は雪がドカッと降ったら
罠を全量引き上げて、あったかい家の中で
ミカンやぜんざい食べてる方がいいな~
空ハジキについてさらに学びたい方は
こちらの記事をどうぞ!(私の失敗談多数!)
👉 【くくり罠】5つの空ハジキで学ぶ捕獲率アップの秘訣【失敗学】
👉 くくり罠空ハジキ7連発|罠猟師のやらかし!凡ミスあれコレ
👉 くくり罠の空ハジキを減らし、捕獲率アップの秘訣【凄腕罠猟師に学ぶ】
私、猪之山は2015年に罠免許を取得し現在に至ります。
既に10年を過ぎました。
それでも、空ハジキはゼロにはなりません。
しかし原因を知り、有効な対策を施せば
空ハジキを大幅に減らすことはできます。
今日の講義内容を日頃の罠猟に活かし
空ハジキを減らし、捕獲率を上げて下さい。
皆さんの健闘を祈っていますッ!!
最後に簡単にFAQコーナー入れときます。
空ハジキに関するQ&A
- 空ハジキってやっぱり初心者に多いの?
-
そうですね、罠猟に慣れるまではどうしても多いと思います。
自転車でも最初は誰でも何度も転ぶように、罠猟も空ハジキは
避けて通れません。
でもそこから、自分には何が欠けていたのかを学べば、
それは失敗でなく学習ですよ。 - 空ハジキって完全に防げますか?
-
2026年秋から早春の狩猟シーズンで431わな日で
空ハジキ7回、捕獲数7頭です。
10年以上やっててもまだありますよ~(笑) - 空ハジキで一番多い原因は何ですか?
-
私の場合はタヌキだと思います。
トレイルカメラ設置すると鹿や猪よりも登場してます(笑)
- 空ハジキした罠はその場所でまだ使えますか?
-
私は使ってます。ただし同一箇所の場合は2回まで。
それ以上は警戒されるので場所を少なくとも10m以上
移動させるか、大事な場所なら山を変えます。 - 雪の日はくくり罠を撤去した方がいいですか?
-
私は通常撤去します。
撤去して、コタツでミカンやぜんざい食べてます。
雪の中の見回りは大変なので・・・。
どうしてもしたい場合は木の根元の土がある所で
続けることもあります。
ただ雪のある時はいいことも♪
気温が低く、冷蔵庫の中で解体しているのと同じ。
ついでに雪を利用して肉も即冷やせて、
野外解体でも最高品質の肉が取れます。
本日の講義は以上です。
今日の学びをまとめます。
本日のまとめ
空ハジキとは?
くくり罠は作動したのに
獲物の足をくくれなかった事を指します。
空ハジキが発生する11つの原因
空ハジキの原因1.小動物が踏んだ
空ハジキの原因2.獲物が足をちぎって逃げた
空ハジキの原因3.埋めるのが深すぎ
空ハジキの原因4.バネのヘタリ
空ハジキの原因5.バネの長さがあってない
空ハジキの原因6.蝶ネジ(ワイヤーストッパー)のゆるみ
空ハジキの原因7.葉っぱや枝が多すぎる
空ハジキの原因8.土中の障害物(根っこや石など)
空ハジキの原因9.粘土質の土の塊
空ハジキの原因10.積もった雪
空ハジキの原因11.氷混じりの雪
それぞれの原因に対する防止策は
本文をご覧ください。


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